積もりました

まだ朝早い頃
蛍の光、窓の雪」とはよく言ったもので、ホントに薄ぼんやりと明るいんですよね、雪。
「これくらいの雪なら、別に自転車でも走れるんじゃねーの?」と思う他地方の方もいるかもしれませんが
(実際、去年の年末これくらいの雪でもママチャリ乗ってる人を数人見ましたしね、中京地区で)
北陸では、積雪時の二輪車通行が困難な理由は、雪って訳じゃないんですわ。


融雪装置(歩道・自主設置)
店の前とか、来客用にこんな感じで穴開けたホースで水をちょろちょろ出して、雪を溶かしてる訳です。
車道用融雪装置(今は水止まってますが)
車道用の方は、歩道の段差部分から車道中央に向けて水を発射する方式もありますね。
たまに角度調整が悪くて、車のウィンドウ近くの高さまで飛んでくることもあります。
で、その結果どうなるかというと
路肩の状況
融けた雪と混じりあって、ずるずるのシャーベット状のが溜まってますね。これが冷えると凍結する訳で。
凍結しなきゃ凍結しないで、盛大に水を跳ね上げながら走るしかない訳で。しかも融雪装置が発射する水の狙撃付で。


積雪地帯の雪害対策費用ってのがよく言われますけど、実際に除雪のドーザーやダンプの走行費用の他に、こーゆーのに使われる
水の代金ってのもあるんでしょうね。いや、悪いと言ってるんじゃなくて、結構地方は大変なのよって事で。