自転車レーン

自転車レーン

URL=http://www.hokkoku.co.jp/_today/E20070130001.htm 北國新聞1/30版より

◎バスレーン隅の自転車空間 見やすい灰桜色に 古い町並みにも配慮

金沢市東山、森山地区の国道159号で、バス専用レーン内に自転車の通行を促す実験に取り組む国土交通省金沢河川国道事務所
などは三十日、現地検討会を行い、道路に施す舗装を明るい「灰桜(はいざくら)色」にすることなどを固めた。見やすさと景観
に配慮した色合いで、畳サイズに舗装して古い街並みを残す金沢らしさも演出する。
 
舗装の色のほか、実験で実際に使う看板とほぼ同じ縦一・二メートル、横〇・四メートルの模擬看板二基も取り付けた。

同帯の設置で通勤通学時に自転車や歩行者、車がひしめく「金沢一のラッシュ地帯」の安全確保を目指す。実験は三月中旬から
約二カ月間行われる。

検討会では、同事務所が灰色がかったピンク系の灰桜色を含めた四種類の見本舗装を提示。専門家らが見本を路上に置いて、
視認性と景観の双方を確保できる色彩を検討した。舗装は畳に近い大きさとし、この間を三十センチ程度空ける。

実験の対象となるのは、国道159号山の上交差点から浅野川大橋交番前交差点に至る約一キロ。バスレーン内の左側隅に
「自転車指導強化帯」を設定し、自転車を歩道から分離する。道交法で定められている自転車の左側通行や路肩走行を徹底させ、
並進禁止も指導し、自転車の高校生と登校中の児童らが歩道で接触する危険な状態を解消する。

検討会には、同帯の社会実験を決めた「交通安全対策協議会」会長の高山純一金大大学院教授、金沢市都市景観審議会委員の
山岸政雄金沢学院短大教授、同委員の黒川威人金城大短期大学部美術学科長のほか、市まちなみ保存課や県警など関係機関の
担当者ら約二十人が出席した。

ちょっと幅が狭い気もするけど、元々道路も狭い所だったし、しょうがないのかな。今度どんなもんか見に行って見ます。