のとレポート2日目そのいち
流石に疲れたので、早めに寝てHP/MP回復…と思いながらも、なかなかすぐに寝付けず何度か煙草吸いに廊下に出てたり。
明けて朝。んまい朝食を頂いて、玄関先や離れに預かって貰ってた自転車を引っ張り出して*1、いざ出陣。
マリンパーク前の自販機で、本日分の補給用水分を買ったり汗で濡れたお札が入らなかったり売り切れたりしながら到着。
うん、今日も人が多い。知ってる顔に挨拶したり、BIKE ROUTEの出店に顔出したり、本日お世話になる予定のバスを確認したり。
”2日間で輪島往復は何度か経験があるから、1日目・3日目は完走できそうだ。2日目は完全休養ってことで…”
ってのは、冗談抜きで考えてたんですけど。1日160km超なんて、走ったことも無いしね。
なのに閣下が、「自分の走ったことのある距離の1.5倍まではいけるもんです！」なんて言うから、つい。
”んじゃぁ、足切りになるとこまで走ってみるべぇか”と。どうも噂に聞く桜峠のサルビア地獄を越えられる自信が無い。
例によって、”大体ゼッケン順で並んだ後””我先にスタートに殺到する”早い者勝ち形式でスタート。
不思議なモンで、脚に余裕のありそうな速い人ほど前に出ようとしてるように思えるんですが、どーなんでしょ。
俺みたいに遅くて時間ギリギリになりそうな人間が早めに出たほうが…いやなんでもないです。
でもまぁ確かに、スタート時の位置取りでかなり差が出るんですけどね。遅い集団に飲み込まれて前に行けないのもアレでしょうし。
街中で応援に手を振りながら走って行くと、景色のいい海岸線のアップダウンへ。ここらから集団はばらけてきてます。
こっちは最初ッから「上りは遅くてもOK」「足切りになったらバスの旅カモン」と割り切ってるので、周りの同じような速度の人に
あわせてまったりゆっくり。そして下りは快適に寝たまま疾走。うーん、気持ちイイ。
…んだけど、ここらで気づく問題点。曰く、「リカンベントと普通のアップライト車だと、走るペース全然違ぇ」。
平地はまぁ、いいんですよ。元々、貧脚なので周りの同レベルの人と一緒に普通に走ってれば。
上りは遅い。こりゃもう、デブ体重+車重が元より重い上に、脚力しか使えないリカは上りは弱いのが普通*2。
これが下りは、デブ重量+空気抵抗の差で、リカンベントはえらく速い。隣で頑張ってペダル漕いでるアップライトの横を、
だらーんと寝転がったままの空走リカが抜いてくんだから、これは抜かれた方は腹立つと思います、ハイ。
で、こんなアップダウンの連続だと、「下りの勢いのまま一気に上る」という形になる訳ですが…何故か、リカは減速しないんですね。
これも重力加速度+空気抵抗の差だと思うんだけど、アップライト車が坂の上り口で漕ぎ出さないといけないような所でも、
リカだと普通に勢いだけで中腹くらいまで上がれちゃったりします。短い上りならそのまま越えちゃったり。
ただでさえ上りがつらいのに、前の人にくっついてると上り口でわざわざブレーキをかけなくちゃいけない。これは厳しい。
という事で、所々でミラーで後方を確認しつつ、「15km/hで漕いで上ってる人の横を25km/h空走で追い抜くリカ」と言う、
嫌がらせのような場面がしばしば。ま、上りが長いと途中で5km/hに落ちて、また抜かれるんですが。
声を大にして言いたい。
「アップライト車が上りで速いのは、努力の成果です。が、リカが下りで速いのは仕様です。」
重量バランスや形状のお陰で、かなり強烈なブレーキかけてもまず前転しない安心感…ってのもあるでしょうけどね。
下りのリカンベントは、文字通り「寝てるだけで速い」訳です…あ、なんか上手い事言った？俺。
で、閣下のレポート見て思い出しながらｗ
あーそうそう、確かに木の浦CPまでの上りは結構キツかったなぁ。いつもどおり上半身だけは余裕を持って写真撮ったりしながら、
6km/h程度でキープレフト。ミラーを見つつ、後ろから来た人に「お先にどうぞ」のサインを出す、この余裕っぷり。上半身だけ。
脚はもう全然ダメな訳ですが。朝起きた時からカチカチになってたふくらはぎが、釘でも打てるんじゃないかくらいのLvに。
漸く着いたCP前のトイレで降りた時、脚ガクガクでしたからね。用を済ませて、いざ木の浦CP！残ねーん、足切りじゃない！
まだ自転車の旅は続く！スタンプを押して補給を頂いて、Shizuokaさん達と合流して一服させてもらったりして。
さて出発…って前に、初めて救護所でエアサロンパスを借用。うん、今までまともに使ったこと無かったんですけど。効くなぁ！
さて、上りきったので後は下り！ニコマスP的な話もちょっとすると、ここから先は最終日に至るまで、
下りの最中は脳内iDOL-PODでずっと春香さんが「ShinySmile」を歌ってくれてました。
「♪自重しない 追撃したい♪」 ←歌詞が違います
続きはWebでまた次回！
