畏れていること

非実在青少年】の件について割と真剣に畏れているのは、これなんですよねぇ。

 マルティン・ニーメラーのことば


ナチスコミュニスト共産主義者)を弾圧した時,私は不安に駆られたが,
自分はコミュニストではなかったので,何の行動も起こさなかった。


その次,ナチスはソーシャリスト(社会主義者労働組合員)を弾圧した。
私はさらに不安を感じたが,自分はソーシャリストではないので,何の抗議もしなかった。


それからナチスは学生,新聞人,ユダヤ人と,順次弾圧の輪を広げていき,
そのたびに私の不安は増大したが,それでも私は行動に出なかった。


ある日ついにナチスは教会を弾圧してきた。
そして私は牧師だった。
だから行動に立ち上がったが,その時は,すべてがあまりに遅過ぎた。

http://www.syuppan.net/kyoto/s2-kan-07.htm

あんな曖昧で恣意的な運用の出来る条文、世の”如何なる事象からも軍靴の音を聴きわける”大マスコミの方々が見れば
一発で”これはダメだろ……”と判ろうものなんですが、何故かあまり話題…と言うか、”正確な報道”になりませんね。
不思議なもんです。


とりあえず、こんな発言が出てくるような方々が規制を推進してると思うと、コワイなんてもんじゃないですね。

「何とか法規制しようとしている人達に対し、漫画家達が凄い数の抗議メールを送ってきたのは、どう考えても暴力だ。
 法規制の根拠を示す必要も無いぐらいの暴力だ。」


「他の先進国には子供の人権に配慮した規制がある。日本だけが法整備を進めないというのは凄く不思議。
 漫画家団体に対して説明や調査データを示す必要も無いくらい規制は当たり前の事だ。」


「実在しない児童を性対象とした漫画であっても、それは実在する児童がそうなり得る可能性があるので描いてはいけない。」

http://d.hatena.ne.jp/killtheassholes/20091002

「何%くらいの可能性なのかという、データや根拠は示す必要は無い」そうです。