念願叶う

週末の夜はROBROY。
いつもどおりいつものボトル飲んでたんだけど、会話の流れでぺルノーの話に。
そういやROBROYのWebPageのBBSに、オキシローの「紐育のドライマティーニ」の話題が出てたなーとか、
アレにもぺルノーの話あったよねとか、開高健の本にもぺルノーじゃなくてアブサン飲んでぶっ倒れた話があってとか。
水を差したら白濁するってどれ読んでも書いてあるから、どんな風になるのか気になっててねぇ。とか言ってたら、
まぁアレは水じゃなくて温度変化なんだけどね、とマスターが言いながらカウンターにぺルノーのボトルが。
うん、あるのは知ってたけどそういや飲んだ事無いなぁ。「じゃ、今日飲んでみれば?」って事で成り行きで一杯。
ショットグラスに注いでもらって…うん、確かにストレートだと澄んだ色っすよね。これに冷水を挿すと…おおお。
ほんとに白くなった。
どれどれ、まずは香りは…うーむ、如何にもリキュールって感じの香り。予想してたよりもかなり甘そうな。さて味は?


…うん、何だコレは。確かに甘くてこのハーブの香りは…えぇっと…「ヨモギだね。」あー、そうかー、ヨモギっぽい、うん。
でもなんだろう、何かこの感じ懐かしいようなどこかで知ってるような。俺飲んだことないよな。だけどどこかで確かに。
夏…夏っぽい感じがする。小学生くらいの頃だな。暑い中、土曜日半ドンで帰って来て冷蔵庫を開けて…あああ!
「カルピスだ。」水を入れて飲む白い液体って見た目だけじゃなくて、この冷たくてちょっと甘い感じがあの頃のイメージどおり。
いや勿論、アルコールだしこんな香りもしなかったんだけどさ、カルピスって。
何と言うか、あの頃を思い出してちょっとせつないような、夏が恋しいような、そんな気分になりました。いい酒だ。ウマイ。
夏場は大概、「冷凍室でとろとろに冷やしたズブロッカ」とか「バーボンに氷とビターズちょっとふって」みたいなのばかりだったけど、
今年からはコレも定番になりそう。経験してよかった。


ますます夏が恋しくなったけどな。