ツール・ド・のと初日(後編)

実は宝達志水出てから昼飯までの記憶があまり無い。
確かえーっと、「あー、こう行くとここの道に出るのかぁ」とか思いながら走ってた気はするが、
勿論そんな道の繋がりなんて覚えてられる訳がなくて、次回通った時に同じ感想を持つのは必至。
今年は去年と違い、内陸部から「のとロイヤルホテル」へ。
去年の記憶は何となく、「ホテルまでの坂道が地味にしんどかった」というのが残ってたんだけど、
なんのなんの、内陸部側からでも結構アップダウンあるのね!まだかなー、とか思いながら走ってたよ!


で、どうにかCP兼昼食会場である「のとロイヤルホテル」に到着。先に着いてたShizuokaさんと合流して飯!
去年は猛暑だったので、「冷やしうどん」が売り切れ状態だったんだが、今年はまだまだ残りがある様子。
前回は固形物食う元気も無かったけど、今年は食えそうだ!腹減ってるぜ!よし、列の短い「カレー」から…
「すみません、ご飯がきれて今炊いています。10分ほどお待ちください。」 Ω ΩΩ< な、なんだってー!! ←列中一同
バラバラと隣の「冷やしうどん」の列に並び替える皆さん。あれ、この状況なら俺一番手でカレー貰えなくねぇ?
今から隣に並んでも、それなりに時間かかりそうだし…うん、もーちょっとここで待とうか。
大正解。5分と経たずに運ばれてくる炊きたての飯!一番手でカレーGET!そして当初の予定の10分後にはもう無くなってるご飯!
芝生に座り込んで、幸運と一緒に噛みしめる牛すじカレー(ミニ)。うん、ミニなんだ。もうちょっと食いたい。
その後、またもやタイミングよくローストビーフ丼(ミニ)もGET。サラダも食いたかったが、もうほとんど無かった。
トイレ行ったりタバコを一服したりしてると、あれ、予想外に時間くっちゃったな。んじゃ行きますかー。
確か、この先は下り基調の風景のいいところが続く筈。無理しすぎない程度に張り切って行こう。


ところで、うちの職場に古来より伝わる伝承があってですね。先人曰く、「カレーを食うと眠くなる」。
自分の経験則でも確かにそうなんだけど…うん、久々に居眠り運転しかけました。
と言うか、気がついたら道の真ん中走ってた。危ない。危険。


閣下のレポートにも、

ちなみに和尚氏あたりの早さがリカンベントの標準的な登坂速度かと愚考する次第であります。
(略)
なんだかんだ言ってもこちらもポーズを決める余裕があるほどです(W。

とあったけど、ぶっちゃけ元から「上りに関しては、押して歩くより速けりゃいいや」と割り切ってる部分があるのと、
要は上半身の力なんか全然使わない(使えない)ので、脚がダルいだけで割りと無駄に余裕だけはあったりする訳です。


増穂浦休憩所到着。流石に今年は暑さにやられて海に入ってる人はいませんでした。
ここから風光明媚な海岸沿いを走って、俺の大好きな風景ポイント「赤神トンネル」。
ここの赤い岩肌を見ると、「あー、もう近い…筈だよな」とホッとします。
いつもならトンネルを抜けた”道の駅 赤神”でソフトクリーム休憩を取るんだけど、さほど疲れてもいなかったので
今回はそのままスルー。一路、総持寺CPへ。


総持寺CPで無事に今回のメンバーと遭遇、記念撮影。ここでもトイレ行ったり一服したりしてるうちに、予定よりも時間がw
この先は、去年や盆休みに走った円山峠ではなく、なんか「この斜度、印刷ミス?」みたいな上りが2連続ある筈。
果たして大丈夫だろうか…まぁ周りの様子見てる限り、何となく行けそうな気もするし。行っちゃいますかー。


ホントに逝けました。何この…なに?あの坂。
周りは当然、自分と同レベルの脚の遅い方々ばかりなので、やっぱ上りもそれなりのペースになる訳で。
諦めて押してる人も多い中、下ハンドルリカンベントの悲しさ、押して歩く為には腰を曲げっぱなし!これは辛い!
という事で、それでも視線は前方を見据えてキープレフトを意識しつつ、時速5km/hでえっちらおっちら。
押してる人は流石に抜ける速度は出てる!これでOK!さて、今度は気持ちいい下りだー!
って、このコースはよく判んないからちょっと自重しつつ走ってるとまた上り。うん、確かに2箇所あったよね。


その後も、ハジケきれない下りや「あれ、もう上りは無い筈じゃ」とか「結局、足切りポイントってどこだったんだ!」
等と思ってるうちに、もう初日ゴールのマリンパークへ。
今年も「ゴール時のポーズはどうしよう」なんて考えてる内に、ゴールしちゃいました。去年のリベンジならず!


到着後、それぞれのペースでゴールしたメンバーと一緒に乾杯。普段ビール飲まないんだけど、美味ぇぇぇぇぇ!
しばし休憩した後、宿へ移動。さ、明日はバスツアー(予定)だー。


(後日、ここに写真とかが貼られるかもしれません)