忘れた頃にのとレポート続き

流石に細部忘れてきてますよ。ってことで、今回も閣下のレポート見て思い出しながら。


木之本CPを過ぎた後は、下りで自重せずに走りぬけ…るのも「SLOW DOWN」のサインに阻まれて出来ず、
(交通統制の指示に従うのは、こういうイベントに限らず集団走行の基本ですよ!あんま経験ないけど!)
それなりのペースでそれなりに進む。途中、ランプの宿の看板やら、でかいキリコを見たのは覚えてる。


鉢ヶ崎休憩Pでとりあえずバナナ。ここはコーラを貰ったんだったかなぁ。
後はふくらはぎの辺りにエアサロ。馴染む、実に馴染むぞ!
出発してしばらく行くと、祭りの真っ只中、紙吹雪の舞う中を駆け抜ける自転車軍団。
そしてここでも「何あれー」の賞賛(?)を受けるリカンベント集団。コレですね、コレ。
ここらでしたっけ、番長の牽くリカンベント列車に無賃乗車してたのって。
Shizuokaさんと2人で、「やー追いついた追いついた。しかしリカ軍団に混じってBD-1とかMTBとか、なんて列車ですかねw」
なんて言いながらふとミラーを見ると、後ろにもずらりと列が伸びているというw
そもそも「なんてこったw」って笑ってる自分も無賃乗車だったりする訳でまぁいいや今日もいい天気。


ばらけてからもShizuokaさんに引っ張ってもらったりついていけなくなったりしながら、昼食会場へ。
無事にスタンプを貰って、さて昼飯…と、そこで見たものは衝撃的な光景であった。


何、この大行列。
こんなに並ぶのは、たまたま訪れた目黒の秋刀魚祭りで焼き上がりを待って以来かも。
少なくとも、フードピア金沢の焼き牡蠣の列よりは長いぞ、これー。
とは言え、並ばないと貰えないのも事実。そして驚いたことにまだまだ後ろからも人が来ると言う。
「食わないと保たない、今のうちに並んだほうがまだマシ」と判断して列中へ。雑談しながら待ってると、
それでも結構な早さで列は進んでいき、思ったよりは早く昼飯GET。何このドカベンsizeの炊き込みご飯。
流石に喉を通りきらず、半分ほどでギブアップ。*1それにしても、初日のつみれ汁でも思ったけど、なんで
のとの時の汁物はこんなに美味いのか。身体が欲しているってのもあるだろうけど、元がなんか違うとしか。
ここの汁物もおかわりしたかったのをグッと我慢して…それでも食後の一服はしてから出発。


この後の街中とか海岸線はあまり記憶に残ってない…と言うか、実はその後の峠もあまり覚えてなかったり。
いや、キツかったのはキツかった筈なんだけど、元から「多少遅くても歩くより速けりゃいいや」って思ってるのと、
何よりも周りに他の人がいるってのがよかったのかも。「俺が間に合わないなら、この人達も一緒だーい」みたいな、
ダメな安心感。うん、ホントにダメだな自分。
でもまぁ不思議と、苦手とする「ダラダラと続く長い上り」の割には、余り苦労した記憶が無い。
桜峠でも、「あぁ、これが噂のサルビア地獄かぁ…ってことは、もうチョイ?」って考えてたような。
あ、勿論息切れしつつ脚は余り動いてない状態なのは変わらないんですがね。
で、桜峠Pにも無事到着。流石に時間的精神的な余裕は余り無かったんで、ブルーベリーソフトなんて思いつきも
しなかった訳ですが。補給を頂いてエアサロふって、それでも割とノンビリ気味に休憩してから出発。


そして向かうは最終CPである穴水CP。
(略)特にこれといって記憶も無く到着。なんてはしょり方。補給のドリンクを頂いて伝説の「ふっくら」を頂いて、
トイレにも寄ってついでに自販機で缶コーヒーまで飲んだりしちゃったりして。一服してる内に気がつくと周りも
まばらに…え、出走制限時間15分前?いい加減行きますかーwあ、その前に忘れずにエアサロ…


例によってShizuokaさんに引っ張ってもらう形で突き進むTEAM ROBROY Originals。
脚はいい加減強張って凄いことになってるけど、クランクを回してる間はとりあえず大丈夫。降りたら最後っぽいけど。
まさかここまで自走で来られるとは思ってなかったので、まぁ後も何とかなるだろう…と楽観的に思えたのと、
エアサロの神秘的な効き目によって、割と快調に進む進む…って、上りが無かったせいか。
無事に最終足切りポイントも通過して、後は一路能登島へ!「え、能登島に渡る橋ってあんな遠くなの…?」


ツインブリッジ手前で停まって記念撮影してる人も何人かいたし、自分もしたかったところなんだけど。
いかんせん、降りたら脚が産まれたての小山羊のようにガクついて、再出発不能になるのは必至。
泣く泣く記念写真を諦めてツインブリッジへ…あのー、この勾配も結構キクんですがぁぁぁっ!
能登島内部自体も、事前情報ではかなりのアップダウンがある筈。最後まで頑張って逝きまっしょい。


聞いていた通り、アップダウンは多目…なれど、それぞれの距離はさほどでも無いので、「下りの勢いで一気に!」戦法が有効。
おかげで、ヒーコラ上ってる横を「しんどそうですね、頑張ってくださーい」と励ましてくれた人を、次の上りで一気に30km/hで
ブチ抜くと言う言語道断非道な振る舞いをしてしまう羽目になったりもした訳ですが、それはまぁ仕方ないってことで。


「GOAL前にコンビニでもあったら寄って自前のエアサロでも欲しいが…」なんて思ったけど、そもそもコンビニ無ぇし。
本当のGOAL間近で「この先1.5kmコンビニ」の看板は見つけたけど、流石にもうコース外れて1.5km上る気力は無かった!
既に薄暗い中、最後の力を振り絞ってGOAL!当初はのんびりバス旅行の筈だったのに!何でこんなことに。
スタンプを貰って、先に着いてたTEAMの面々に迎えて貰って、さぁ鍋とビール…と思ったところで、北國新聞の記者に捕まるw
せっかくなのでリカンベントの素晴らしさについて滔々と述べたかった気もするけど、正直頭の中真っ白で何言ったかほとんど
覚えてねぇwつか、「リカンベント」って単語を出さなかった気がする。リカ広報官(石川県担当)の職務を解く。お疲れ、俺。


普段ビールは飲まないんだけど、流石にここで飲んだビールは美味かった…

*1:後に聞いたところ、トライクのあじぇ氏は「1.5人前食べた」とか。それはオカシイ。