断念。

昨年末から作ろうと思ってた曲、断念。
作ろうと思ってたのは、この曲なんですが。
FAIRCHILD「小さな星」*1
「声質が違うだろうw」と言われるのを判ってて、敢えて千早のソロで。
投稿コメは「ちーちゃん、デビュー。」の一言のみで、フェードアウトにあわせてテロップに
如月千早デビューアルバム「PLANET☆LUV」より〜って入れて、
そのままコレ↓に勝手にジャンプさせようと…うん、また「他人のふんどし」。

ところが、曲調が速いのでなかなかあう振付が無く、振りを合わせると表情がしっくり来ない。
かと言って、元PVみたいにずっと顔のアップってのもちょっとイマイチ。
顔を映さないと歌詞が届かない感じだし、映すと口が高速開閉してて笑っちゃうし。
口パク無しにすると違和感があるし、まさかガスマスクつける訳にもいかんし。
自作背景でスーパーロングとかにしても、なんか違うかなー、と。
デビューアルバム*2でそこまで金かけてプロモするだろうか?とか、気になっちゃってですね。


「いや、そこまで気にせんでもw」って言われそうだけど、作る時に気になっちゃったら仕方ないじゃない!
ダメなんですよ、”露骨に口パクがあってない”とか、”振付が繋がってない”とか、他の人の作品見る時は余り気にならないけど、
自分で作る時はすげぇ気になるんですって。
だからわざわざVocal Offの素材も撮っといて歌の無いトコは差替したり、ダンス切り貼りで「ABC」って並んでたのが入れ替わりで
「CBA」になったりしたら、辻褄があうように配置変えて素材撮り直したりするんでしょうが。
アレですよ、プロレスファンとしてですね、「説得力」が大事。うん、説得力。


閑話休題ですが、プロレスの技で何が重要だと思いますかね。「相手を叩きのめす破壊力」?「見栄えのする派手な動き」?
個人的にはですね、それが「説得力」だと思うんですよ。「あー、これ食らっちゃ返せないよね」と言う。
技自体のダメージとかは関係なし。
例えば…ハンセンのラリアート
「あれ、本当に効くのか?」とか、食らった相手が一回転するのを見ても「受けがうめぇなぁ」とか思いがちなんだけど、
昔々見た全日本中継でですね、小橋がコーナーからショルダータックルで飛びこんだのを下からハンセンがラリアート
撃墜したんですが、130kgの小橋が空中で後ろに一回転して顔面から落ちたんですな。
似たような経験を自分でもしたことがあるんで、「あー、あれ食らうのって、バイクで事故るのと同じような衝撃なんだー」と。
これは破壊力もある例ね。
「破壊力なんて関係ない、だって私たち(ry」な例としては、えーと、ロック様のピープルズ・エルボーとか?
これも昔、ガチガチの新日ファンだった友人に「その、ピープルズ・エルボーってどんな技?」と聞かれて正直に、
「えーっと、相手を倒してから頭のところで見栄をきって、ロープに飛んで戻ってきて、相手を飛び越えて反対側のロープに飛んで、
 また戻ってきてから立ち止まってゆっくりとタメてからエルボードロップ。」と答えたら。
「それw相手避けるだろうwwつか、10カウントくらい入ってないかそれwww」と言われたんですが、実際にビデオを見せたら
「これは…ッ!確かに、うん、これが決まったら返せないな」と言わしめたと言う。これが「説得力」。


えーと、なんだったっけ。
そうそう、「説得力」は気にしますよ、って話でしたっけ。
「腕を振り上げてたのに、カメラが切り替わったら真横になってた」とか、
「カメラが変わったら並び順も変わった」とか、「ライティングの色調がいきなり」とかだと、
やっぱちょっと作ってて”これ、説得力無ぇよなぁ”とか思っちゃうんです、はい。
そういう訳で、自分の作品は余りダンスの種類を増やさずに、前後のつじつまが合うような手抜きえー、シンプルに?
だから、1本PV作るのに1曲につきUP3本*3・MID1本・LONG1本・固定1本、組んでから口パク合せに
Vocal OFFのをカメラ変えながら1,2本、目線欲しいところを狙ってもう1,2本くらいですかね、素材撮りは。
デュオとかトリオだと、UPとMIDが人数分増えるくらいで。スーパーロングを押さえてない分、おっぺけPより少ないです。
いや、ちゃんと仮組みしたり、構想時点でカメラ割りが出来てる人はそれにあわせて素材撮ればいいから、もっと少なく済むんでしょうけど。
自分の場合、大概は作り始めてからカメラ割り考えるからなー。ダメなんだなー。

*1:作詞が巻上公一だから選んだ訳じゃないよ!だけじゃないよ!

*2:アルバムって点で破格だ

*3:UP時上からのカメラは余り使わないんで